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月極駐車場の契約完了後に取得できる「車庫証明 」手数料はいくらかかる?

車を購入した時には、やらなければならない手続きが多いですよね。

流れとしては…

車を購入してからの流れ
  1. 車の購入
  2. 月極駐車場の契約
  3. 車庫証明申請手続き
  4. 納品

という順番です。

「車庫証明、知ってるよ」という人でも、

  • どこで取得するのか
  • 手続きに必要な書類はなにか
  • どれくらいの費用、手数料がかかるのか

など、はっきりとわからないことも多いと思います。

車庫証明がなければ車の登録、ナンバープレートの発行ができませんから、車の納品前に車庫証明を取得しておかなければいけません。

そこで、今回は「車庫証明の手続き」と「車庫証明の手続きにかかる費用」についてお話ししていきます。

この記事でわかること
  1. 車庫証明を取得するときに必要な書類
  2. 車庫証明の申請方法
  3. 車庫証明を取得するのにかかる費用
  4. 車庫証明を取得するタイミング

そもそも車庫証明とは?

「自動車の保管場所の確保等に関する法律」で、車の所有者は、車の保管場所を確保する義務があります。

それを証明するのが「車庫証明」、正式名称を「自動車保管場所証明書」といいます。

車を購入した時、車を譲ってもらった時に必要になります。

車庫証明を取れる駐車場にも条件がある

自宅に駐車場がない場合は、月極駐車場を探さなくてはなりません。

ただ、月極駐車場であれば、どこでもいいというわけではなく、条件があるので、探す時には注意してください。

車の保管場所の条件
  • 使用の本拠地(自宅・会社)から直線距離で2キロメートル以内であること
  • 駐車場、車庫、空き地など道路以外の場所であること
  • 自動車が通行できる道路から、支障なく出入させることができること
  • 自動車の全体を収容できること
  • 保管場所として使用できる権原を有していること

月極駐車場が決まったら車庫証明を取ろう

車庫証明とは、自動車の保管場所を証明する書類のことで、必ず警察署に提出しなければならないものです。

車庫証明はどのような時に提出が必要なのかというと

  • 新車の自動車を購入した時
  • 中古の自動車を購入、または譲りうけた時

です。

月極駐車場で車庫証明を取る際に必要な書類と申請方法

月極駐車場の契約が完了したら、いよいよ「車庫証明」の手続きをします。

車庫証明の手続きに必要になる書類は、この4種類。

車庫証明の手続きに必要な書類
  1. 自動車保管場所証明申請書
  2. 保管場所標章交付申請書
  3. 保管場所の所在図・配置図
  4. 保管場所使用承諾証明書

警察署に出向き備え付けの用紙をもらうか、警視庁のホームページからダウンロード⇒印刷できます。

また、車の販売店で一式もらえることもあります。

おすすめは、警察署に出向いて、備え付けの用紙をもらう方法です。

理由は、警察署で貰える用紙は、地域によっても異なるのですが、申請書が2枚つづりとか4枚つづりになっていて複写できるようになっているからです。

ダウンロードしたものだと、当然ながら複写式になっていないので、1枚1枚何度も同じようなことを書くことになります。

自動車保管場所証明申請書とは?

自動車保管場所証明申請書は、車両登録に必要な書類です。

自動車保管場所証明申請書の記入項目

車名・・・メーカー名のみの記入
自動車の大きさ・・・右詰めで記入
自動車所有者の住所を記入
車庫(月極駐車場)の住所を記入
管轄の警察署名・自動車所有者の住所・氏名・電話番号を記入
車庫の所有者の名前・連絡先を記入

新しく車を購入する場合は、車検証がまだ手元にないため、車両番号、型式は未記入で大丈夫です。

保管場所標章交付申請書とは?

警察署で用紙を貰った場合は、保管場所標章交付申請書は、自動車保管場所証明申請書とセットになっています。

複写式になっているので、片方(自動車保管場所証明申請書)に記入すればOKです。

ただ、各都道府県の警察署のホームページからダウンロード⇒印刷した場合は、当然複写式ではないので、自動車保管場所証明申請書と同様の内容を記入します。

保管場所の所在図・配置図とは?

用紙の左側、保管場所の所在図には、自宅と駐車場がわかる地図を記入します。

手書きでもいいですし、インターネット上の地図を印刷してもOKです。

地図のコピーを添付する場合は、所在図記載欄に「添付書類参照」と記入します。

そして、自宅と駐車場を直線で結び、その距離を記入します。

用紙の右側の配置図には、月極駐車場の駐車位置を記入します。

保管場所の所在図・配置図の記入項目
  • 駐車場に接する道路の幅
  • 保管場所のサイズ(長さ・幅)
  • 屋根がある場合は高さ
  • 駐車場の出入口の幅

保管場所の所在図・配置図は、オーナーや管理会社が発行してくれる場合もあるので、確認してみましょう。

保管場所使用承諾証明書

保管場所使用承諾証明書は、保管場所の使用許可を証明する書類です。

月極駐車場のオーナーや管理会社に記入、捺印してもらいます。

オーナーや管理会社によっては、保管場所使用承諾証明書の発行に手数料を取られる場合があります。

月極駐車場で車庫証明を取る際はどこに申請すればいい?

書類が揃ったら、契約した月極駐車場の所在地を管轄する警察署で手続きを行います。

交通課の「車庫証明窓口」に、書類を提出してください。

その際に「自動車の使用者の住所を証明する書類」が必要になります。

本人が申請する場合は、運転免許証で大丈夫です。

ただ、警察署で書類を訂正しなくてはならない場合があるかもしれません。

受付時間は限られていますし(平日午前8時30分~午後4時30分まで)、忙しくて出直す時間がないという人は、念のために住民票や、印鑑、印鑑証明などを持参していくと安心です。

また、法人の場合には、会社の所在地がわかる書類が必要です。

車庫証明はいつまでに申請するのがいい?

車庫証明の取得は、車の納車日に関わる手続きです。

車庫証明が交付されるまでに約1週間かかることを考えると・・・

  • 納車日の2~3週間前までに車庫証明の申請をする
  • 納車日の1~2週間前までに取得し、車の販売店に提出する

のがベストです。

月極駐車場の車庫証明取得にかかる手数料は?

車庫証明取得の手続きは

  1. 自分で警察署に行って申請する
  2. 代理人が警察署に行って申請する
  3. 車の販売店などに代行を依頼する

この3つの方法がありますが、費用を節約したいのであれば、自分で申請しましょう。

車の販売店に代行を依頼すると、10,000円以上かかることが多いです。

代理人が申請をする場合は、使用者の本拠の位置が確認できるもののコピーを添付しましょう。

例えば…

  • 運転免許証のコピー
  • 電気・ガス等の公共料金の領収書
  • 消印のある郵便物
  • 自動車検査証(軽自動車に限る)のコピー

などです。

そして、車庫証明取得のための手続きには「手数料」がかかります。

地域によって多少違いがありますが

手数料
  • 申請手数料…普通車は2,000円~2,800円、軽自動車は500円~600円
  • 標章交付手数料…500円

現金または収入印紙で支払います。

車庫証明が交付される日付や受付番号が記載された引換券を渡されますので、紛失しないよう注意してください。

車庫証明の交付までにはどれくらいかかかるの?

車庫証明交付までにどれくらいかかるかというと、申請内容をもとに、警察署の係員が現地確認を行うため、平均して1週間程度かかります。

車庫証明の申請が受理されると、

  • 保管場所標章番号通知書…大切に保管しておいてください
  • 自動車保管場所証明書(車庫証明書)…自動車登録のため運輸支局へ提出される
  • 保管場所標章(ステッカー)…原則として、車の後面ガラスに貼る

が交付されます。

車庫証明の書類一式が手元に届いたら、車の販売店に提出しましょう。

月極駐車場の契約完了後に取得できる「車庫証明 」手数料はいくらかかる?まとめ

車庫証明の手続きは、月極駐車場の契約)が完了してから申請します。

  1. 車の購入
  2. 月極駐車場の契約
  3. 車庫証明申請手続き
  4. 納品

という順番です。

車庫証明の手続きに必要な書類は、次の4種類です。

  • 自動車保管場所証明申請書
  • 保管場所標章交付申請書
  • 保管場所の所在図・配置図
  • 保管場所使用承諾証明書

書類は、月極駐車場管轄の警察署の窓口でもらうか、各都道府県の警察署のホームページからダウンロードして印刷しましょう。

車の販売店から一式貰える可能性もありますし、保管場所使用承諾証明書は、月極駐車場の契約後にオーナーや管理会社が発行してくれる場合もあるので、確認してみましょう。

書類が揃ったら、契約した月極駐車場の所在地を管轄する警察署、交通課の「車庫証明窓口」で申請しましょう。

手数料は

  • 申請手数料…普通車は2,000円~2,800円、軽自動車は500円~600円
  • 標章交付手数料…500円

現金または収入印紙で支払います。